段ボールはほぼ100%リサイクルが可能と言われており、回収率も日本では95%を超えます。
エスエス産業も段ボールのリサイクルはもちろん、リユース・リデュースにも取り組んでおります。
○弊社における段ボールの使用状況
弊社では、毎日輸入品や国内メーカーの製品が大量に段ボールに梱包された状態で入荷してきます。
そのまま段ボールのケース単位で出荷することもありますが、ホームセンター向けなどはほとんど開梱してバラ出荷となり大量の空き段ボールが発生します。
この空き段ボールについてはリサイクル(再資源化)・リユース(再利用)の2つの方法がります。
●リユース(REUSE 再使用)の取り組み
❶出荷用ケースとして
テープやシールを取り除いて出荷用段ボールとして再使用します。
主に少ない個数の出荷に使われることが多いです。
❷緩衝材として
また、巻物上になった薄い段ボールは段ボールケースの中に商品と一緒に詰める緩衝材としてや商品をパレットで納品する際にパレットと商品の間に敷いて使用されます。
このように弊社では日々の業務の中で段ボールを再使用するように努めております。
● リサイクル(RECYCLE 再資源化)における業務改善
空き段ボールが汚れやサイズの問題で再使用できなかったり、毎日の使用量を大きく超えて余ってしまった場合などは、古紙回収業者経由でリサイクルに回します。
これまではリサイクル置場に直接段ボールを置いて回収してもらっていました。
しかしながら、このやり方だとリサイクルに回す段ボールが出るたびにバラで置き場まで持って行かねばならず時間と手間がかかっていました。
そこでリサイクル段ボール専用のかご車を用意し、出荷業務を行う場所にそれぞれ配置し段ボールが一杯になったら都度入れ替えるようにしました。
こうすることで、より少ない労力で短時間にリサイクル置き場に段ボールを持っていくことができるようになりました
古紙回収業者の方からも回収がしやすくなったと喜ばれております。
- リデュース(REDUCE 使用を減らす)取組み
段ボールの使用を減らす取り組みとしては、折りたたみコンテナでの出荷があります。
1部のユーザー向けには、コンビニの配送などでよく使用される折りたたみコンテナでの出荷を行っております。
折りたたみコンテナは回収という手間がありますが、何度も繰り返し使用することができ、段ボールの使用自体を減らすことができます。
エスエス産業では今後も段ボールだけでなく他の資材でも3Rを含む5R・18Rを意識して現在の業務に改善の方法がないかアイデアを出し合い、取組んでいきます。