皆さんは運動会・行事・災害等でブルーシートをよく利用されると思います。
身近なブルーシートが出来るまでの過程を御存知な方はほとんどいらっしゃいませんよね?
そこで今回はブルーシートのできるまでの流れをご紹介いたします。
1.ブルーシートは糸でできている?
ブルーシートの生地にはフラットヤーンと呼ばれる平たく細い糸が使用されています。
フラットヤーンを織機で織り布状にしブルーシートの原型を作ります。
この段階では皆さんの知っている“ブルー”ではなく白い色をしています
2.白からブルーへ
“白い”ブルーシートを“青く”するにはどうすればよいでしょうか?
フラットヤーンの織物に、高温で溶かした青色の着色剤を混ぜたポリエチレンフィルムを表裏に貼り合わせます。
ここでの加工により“青色”の色を付けるとともに、ラミネートにより防水効果を持たせます。
3.さまざまなサイズに、そして製品の完成
青色の大きなロール巻を切り分けて一般的なサイズにします。
大きなサイズの場合にはシートを重ね合わせて熱でつなぎます。
次に4辺に補強ロープを入れます。
シートの縁を約5cm折り返して熱でつなぎ合わせて出来る隙間に補強ロープを入れます。
最後はハトメと呼ばれる金属のリングをシートの4隅に各1個と4辺に約90cm間隔で取り付けます。
御社に合わせた使用用途や規格に合わせた別注品も製造させて頂きます。詳しくは営業担当までお気軽にお問い合わせください。