意外と知らない土のう袋

土木工事や水害時の止水用として使われる土のう袋ですが、今回は少し変わった土のう袋2種類と、あると便利なグッズを紹介します。

〇植生土のう袋

その名の通り、植物が生えることを目的とした土のう袋です。見たことないと思うかもしれませんが、実は皆さんも一度は見たことがあるのではないでしょうか。高速道路などの、両脇が斜面になっているようなところによく使われています。

このように法面補強と緑化が一度にできてしまう、とても便利な土のう袋です。植生土のう袋には種子と肥料が前面に装着されていて、土を入れるだけで種子が活動を始めます。使用する土は養分を含んだものが適していて、石や木などは除去して使用しましょう。

 

〇枕土のう袋

通常の土のう袋のサイズ480mmx620mmに対して、枕土のう袋のサイズは250mmx900mmと細長い形状になっているのが特徴です。(弊社取り扱い規格のサイズ)。通常の土のう袋より容量が小さいため土を入れてもあまり重くならず、また幅が狭いため扱いやすい土のう袋です。災害時には900mmと長い形状により広い範囲をより少ない数で止水することが可能です。通常の土のう袋と同じく、耐候年数は様々なので、使用時には注意が必要です。

 

〇土のう袋スタンド

土のう袋に土砂を詰める作業を、一人で行うと思った以上に苦戦するかもしれません。土のう袋は土砂を充填する前の状態では、自立しづらく土砂を入れようとすると口がたおれてしまい、詰め込み作業がスムーズにいきません。。そんな時に便利なのが土のう袋スタンドです。土のう袋をスタンドに引っ掛けるだけで、口が開いたままになり、一人では苦労する充填作業をスピーディに行うことができます。弊社取り扱いのスタンドは、約180gと軽量で使用が終わればコンパクトに丸めることができるため、どんな場所でも持ち運びが楽ちんです。

関連記事

製品についての専用窓口

製品提案企業様からの専用窓口

メニュー

エスエス産業TV