1月から2月に救命講習が社内で行われました。
全社員が一度には受講できないので1月に2回、2月1回(2月は(株)包研主催)で計3回
福岡市消防局から講師の方に来ていただいてみっちり各1時間半受講しました。
まずは、講師の方からの救急救命に関するお話がありました。
福岡市では、救急車が現場に到着するまで平均約8分半かかるそうです。
この時、倒れている人の心臓が止まっている場合、近くにいる人が応急措置をするのとしないのでは
その人の命が助かる確率が大きく変わってくるとのことです。
今回習ったのは二つ
一つめは 「胸骨圧迫」(心臓マッサージは外科的な措置で医師しかできないので今は言わないとのこと)
二つ目は 「AEDの使い方}
です。人工呼吸はコロナが流行ってからは行わないそうです。
まずは胸骨圧迫
圧迫する位置・手の組み方・体重の乗せ方など実際にやってみないと分からないことだらけです。
脳は酸欠になるとすぐ壊死し始めるので、胸部圧迫で血液を脳に送り続けることが延命や延命後の麻痺などの後遺症の残り方に大きく影響するとのことでみんな真剣に取り組みました。
次はAEDの使い方
AEDはいろいろな種類がありますが、音声メッセージがでるのでその指示に従って使用します。
注意点は胸部圧迫をなるべく途切れないようにしながら、AEDが心臓の診断をする時や電気ショックを
与える時は胸部圧迫を中断することです。
実は半年ぐらい前にも同じ救命講習を受けたのですが、手順や注意点など忘れていることが多くて驚きました。
いつ会社や家庭や外出先で応急手当が必要な事態が起こるとも限りません。
定期的に講習を受けてしっかり自分のものにする必要があるなと感じました。