ゴミの廃棄用の袋としてや、食品以外の製品の梱包や出荷に使用される「業務用ポリ袋」ですが、ポリ袋の名前が示すように原料は、ポリエチレンです。
”ポリエチレンの種類”
ポリエチレンは大きく分けて2種類あります。LDPE(低密度ポリエチレン)とHDPE(高密度ポリエチレン)です。細かく分けるとLLDPE(直鎖状低密度ポリエチレン)というものもありますがここでは触れません。
”LDPEとHDPEの違いと特徴”
風合い | 色 | 長所 | 短所 | |
LDPE | 柔らかく、伸びがある | 透明 | 厚くすることができ、穴が開いても裂けたりしない | 薄いと強度がない |
HDPE | 硬く、シャリシャリしている | 半透明 | 硬いので、薄くしても強度がある | 突起物に弱く、穴が開くと縦裂きが起きる |
中身が見えた方がよく、重量があるもの、突起があるものなどを入れる場合は厚手のLDPEがよく、軽く、突起のないものであれば、薄手のHDPEがお勧めです。
もしかすると、必要以上に大きいサイズや厚い袋を使用しているかもしれません。
中に入れるものによって、適切な大きさや、厚さを検討してみるのも良いと思います。
一度見直してみてはいかがでしょうか。