一般的に「ブルーシート」といえばポリエチレンなどの合成樹脂で作られたシートの事を指します。
青色のシートが広く流通しているため「ブルーシート」という呼び名が定着していますが、アメリカでは「Tarp(タープ)」と呼ばれています。
今回は「何故ブルーシートは青色になったのか?」について紹介していきます。
合成樹脂以前
大きなシートは大昔からあり素材は帆布生地や綿布生地が使用され、やや黄色がかった見た目でした。
1909年に合成樹脂が発明されると、合成樹脂が持つ軽量性・防水性が注目される事となり帆布生地や綿布に代わって樹脂のシートは普及していきました。
オレンジ色から青色へ
帆布生地や綿布生地が黄色系統の見た目だったことから樹脂製のシートも当初はオレンジ色に着色されていました。
しかし1965年頃からオレンジ色に代わり青色が主流になっていきました。
その理由として青色が空や海の色に近く、景観に溶け込みやすい事や青色の顔料が他の顔料に比べ安価だった事が挙げられます。
こうして私たちの知るブルーシートは青色になったのです。
青色から多色へ
現在では、青色の他にも様々な色のシートがあります。周りの景観によりマッチするよう配慮した茶色、シルバー、迷彩柄などのシートも増えてきました。
また、シートの表面と裏面で色が違う「2色シート」というものもあります。
弊社でも様々な色、厚み、サイズを豊富に取り扱っております。
別注品も小ロットより承りますので詳しくは営業担当までお気軽にお問合せください。
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