手巻きストレッチフィルムの紙管には径の大きさが2種類あります。
3インチ(7.56cm)と2インチ(5.08cm)です。
ストレッチフィルムが出始めの頃は3インチ紙管のタイプしかありませんでしたし、今でも3インチの紙管がメインですが、最近では、2インチ紙管のタイプを好まれるお客様も増えてきました。
3インチ紙管と2インチ紙管は、それぞれどのようなメリットがあるのかご紹介します。
3インチ紙管
3インチ紙管のメリットはなんといっても作業性の良さです。
3インチ紙管はこのように指が4本入るぐらいの幅がありますので、ストレッチを巻く作業時に
ストレッチを保持しやすく、フィルムの送り出しもスムーズです。
2インチ紙管
対して2インチ紙管は指が3本入るのがやっとです。
このため、フィルムを送り出す時、指との摩擦で紙管がスムーズに回転しにくく
指が痛くなりがちです。
なので2インチ紙管のストレッチフィルムでは作業性をよくするためにホルダーが付属しています。
ホルダーを装着すると、指2本でもストレッチフィルムを保持できれば、フィルムを送り出す時にホルダーが回転するので、紙管との摩擦で指が痛くなることはありません。
では2インチ紙管のメリットとはなんでしょう?
2インチ紙管のストレッチフィルムは全体の径が細くなるため、ケース入数が3インチ紙管が6巻なのに対して、8巻が入数になります。
このことにより、1ケースあたりの運賃が同じなら、1巻あたりの運賃コストを下げることができます。
また、同じケース数購入しても巻数が多いので在庫スペースを有効に使うことができます。
大量にストレッチフィルムを使うお客様は、2インチ紙管を好まれるようです。
作業性とコストを比較して検討してみてはいかがでしょう?