1 種類
トイレットペーパーには3枚重ね・4枚重ねと厚手の規格もありますが、シングル(1枚)とダブル(2枚重ね)がもっとも多く売れているそうです。
2 サイズ
実は国内で生産されているトイレットペーパーには、JIS規格があり、その寸法に沿って各メーカーは様々なタイプの製品を製造・販売しています。定められている規格は以下のとおり。
【紙幅:114㎜±2㎜ 芯の内径:38㎜±1㎜ 1ロールあたりの長さ:27.5m〜100m 巻き取り径:120㎜以下】
以上が基本となっていますが日本ではコストを重視して107mm幅なども出ています。
3 三角折
三角折は別名『ファイヤーホールド』と言ってアメリカの消防署で始まったと言われています。緊急の呼び出しが多い消防署において三角に折っておくことによりトイレットペーパーを掴みやすいようにと考えられた・・・という説です。
日本ではホテルの清掃員が清掃完了の合図の証として始まったと言われてます。
4 水溶性
外出先のトイレで「トイレットペーパー以外は流さないでください」と書かれたプレートを目にすることがあると思います。最近では水に流せるティッシュペーパーも増えてきていますが、なぜトイレットペーパー以外はダメなのでしょう?
「トイレットペーパー以外の紙は水に溶けないから」と思っていませんか?
でも実はトイレットペーパーは厳密にいうと「水に溶けている」わけではないのです。
トイレットペーパーは短い繊維が絡み合ってできています。水を流す際にグルグルと撹拌されることによって、繊維がほどけて
バラバラになるので詰まらずに流すことができるのです。
とはいえ水によって完全にほぐれるわけではありません。一度にたくさんの 量を流してしまうと繊維がほぐれず詰まりやすくなりますのでご注意ください。